クラウドワークスの記事を今書けばバズるかな
クラウドワークスを利用してきたエンジニアさんと、たぶん利用してないであろうどこかの経営者さんの記事を読んで思うこと。
もうなんか噛み合ってないよねこれ。
批判したプログラマーは「割にあわねーからもう使わねーよ!」ていう駄文で、経営者さんは「そんなこと言ってるより経営するかよりよいシステムつくっちゃいなyo」とかっていう回答したのか批判に批判したのかようわからんって感じ。まぁこの主張同士がそもそも不毛なんだけど。
クラウドワークスはそもそも中小企業で開発案件を発注した経験やITリテラシーの少ない人たちが依頼する低予算価格帯の発注所だと思う(思ってる)ので、その辺覚悟しておかないとと思うんだよね。
見も知らぬモノ同士が顔をあわせずに仕事するんだからコミュニケーション齟齬やら相手の性格やらわからずやってしまうもんで、単価が安いから余計イライラに拍車がかかるんじゃないかなと。わたしゃ目の前に地雷が置いてあるようなきがしてならないので怖くてやらなかった。数万程度の英文翻訳の発注なんかはしたけど、やっぱ期待してるクオリティのものはあがってこないよ。この程度の依頼だから探す手間が省けた時間から考えればOKかな、みたいな納得感はあったけどね。
で、場を提供しますからどーぞ、成約したら手数料ヨロ、っていうのだとゴタゴタが多いんだから不満ばっかたまるよねそりゃ。まぁ経営者さんがいうある程度のシーズやニーズは拾い上げられてるのはそう思う。
でも外から見ると営業さんが仕事とってきてあとどーぞ、営業フィーはちょうだいね、っていう風にしか見えないんだよね。その案件をうまくいかせるための努力はしてないと思うよ。市場として廃れさせないようにする、NO,1を維持するなどの施策がたぶん必要なフェーズだよねきっと。まぁ問題意識なんて当事者のほうがわかってるでしょう。
なので開発案件なら3〜5万円で2〜3回発注側に行って要件を聞いて、それをまとめたものを資料化してエンジニアに投げれるような「要件・仕様作成マン」を派遣するサービスを用意すればまだ齟齬を減らせそうな気もする。
それならよい経験ができそうなのでやってみたい。
でもエンジニアさんの単価に見合わない仕事、っていうのをクリアするのはたぶん難しいと思うんだよね。
自分のスキルがあって、このくらいの単価で仕事をして自分の思う生活をしたい、っていう人は自分で営業するか営業できる人と組んでやっていくしかないと思うよ。
クラウドワークスがなぜ赤字なのかは決算資料とか見てないからなんとも言えないけど、少なくとも使ってよかったーと言われる記事がたくさんかかれるようにはしたほうが得だと思う。
営業力の強い人を一層尊敬したなー。がんばろ。