ソトカリナカフワ生活

パクチーとミントを足して上から花椒をドバーッとトッピングしたようなブログ

スタートアップはどんだけウルか、が勝負だと思う。

個人的に1年で2回もスタートアップに携われたことはすごく勉強になった。とてもありがたい。で、やっぱうまくいかないんだけどなんでうまくいかないのかつかめてきたのでメモしておく。メモしたくらいじゃ書き足りないんだが、苦い思い出ってなかなか消えないので勘とか脳内でそういうのに敏感になれる体にはなったと思う。

 

▼1回目の失敗

事業を1つに絞らなかった。受託なら受託でしばらくそれをやるべきだった。

・会社としてのルールを「大人の常識」に任せ過ぎていた。結果だらしなくなっていった。

・思いつきで始めた事業PDCAやピボットなんてなかった。振り返りもたいしてしなかった。

・誰も必死こいて寝ないで仕事したり考えたりしなかった。する頭もなかった。

 

▼2回目の失敗

・商材はあったのに副業マインドでたいしてリソースを全員さかなかった

・率先してチームを引っ張り、商材をどう売るかなど戦略を必死に考えなかった

・なぁなぁで法人化した。結果方向性もモチベーションもあまりなかった。

・焦っていたのが俺だけだった。

 

「製品がたいして差別化されてなくても、必死に売りまくっていけばそれなりに会社としては成長できるし、もがくから見える顧客ニーズってすごくあるんだよな」っていうのがここ1年で身にしみてわかったかな。

 

会社って結局人で、コミットしてがむしゃらに2年くらいは毎日必死こいて頑張れる人たちが初期はいないとダメなんだよ。自分たちが切り開いた道を従業員がさらに大きくしてくれる、だけど最初に道をつくることが本当にそれこそお金にならない時期が1年とか続くとかしんどすぎるわけじゃん。だから創業メンバーが一番得するのは当たり前で、そこで得られる経験もまたすごいんだよな。

 

だからもしまた何かでこういった機会が得られるのなら、友達だからとかそういうんじゃなくその人がどんだけ必死にやれるのかの覚悟を確認して携わりたいなと思う。

 

で、あんたはどうなのよ?ってなると、自分で代表になって人を必死こいて探していくほどまだやる気がおきてないっていう。俺にも責任が多大にあるんだよな。っていうのは猛省。 これは創業メンバー全員の責任だと思う。