ソトカリナカフワ生活

パクチーとミントを足して上から花椒をドバーッとトッピングしたようなブログ

サービス企画ってやっぱり楽しい

僕は端的にいって0−1の新規事業が好き。だから人の手伝いをしてるのが今のところ好き。なので最近は手伝いが多い、金も潤沢ではないし。

 

で、サービスを作る時に一番大事にしてるのが「コンセプトメイキング」。

 

「一言でいって何それ?」っていうのが濃縮されたモノなんだけど、これがしっかりしてないと全てがぶれるのでここは何回も繰り返し考えたり忘れないようにしたりして大事にしてる。5w1Hから機能やらネーミングやら価値やら全てがこれに詰まってると思うんだよね。

ネットってあれもこれも出来ちゃって、大事なモノを見失いがちになるんだよなー。

結局なによそれ、って言われた時に説明できなくなっちゃう。(過去の経験から)

シンプルな機能でもコンセプトがしっかりしてるもののほうが考えて作ったんだなーって思うことがおおい。あえて無駄を削ったんだな、と。

 

あとはしっかりとユーザーに新しい体験や気づきを示せることが大事だと思う。

最近永谷園の「コンビニのおにぎりでお茶漬け」というカップ製品を見かけたときにハッとした。

お茶漬けとかコンビニとかで普通に買えるのに、こういう発想がないから買うことがなかった。でも、永谷園からこういうアプローチをされると「ほー、うまいのかなー」みたいな再発見というか新しい価値の提供をされてちょっとうれしくなる。

 

目的は『ご飯を食べること』だけど、いろんな手段やアプローチに取り組む姿勢が好き。なるほどー、とさせられてしまう。

クロックスも目的は『靴を売ること』なんだけど、ドローンをつかってクロックスを取ってくるとかいうネタを仕掛けただけでバズったりするわけで。

 

コンセプトとプロモーション(伝達や価値の示し方)をわかりやすく、イメージしやすくするだけでwebで今でも普通にあるサービスがユーザーに愛されるケースはあるんじゃないかなーと思う。

 

LINEはスタンプの価値がすごかったと思うけど、あれはスタンプがコミュニケーションの手段を面白くしたというのがコアでそこにユーザーが食いついた感じだと思うんだよね。チャットなんて当たり前にあるサービスの中でLINEが受けたっていうのは手段をわかりやすく、おもしろく、イメージしやすいものに変えたからなんじゃないかな〜。

と思うと、サービス設計というのは単純にニーズを汲取るだけでなくプロモーションもすごく大事なんだなぁ、んでプロモーションもコンセプトがしっかりしたモノで作られてないときちんと伝えられないだろなーとくるくる回って今日は眠る。